プリンターを買い直す前に印刷すべきデータがあり、ＵＳＢメモリに
保存して持って行ったら、先方のパソコンはWindowsで、読み取れない。
そんな当たり前に事前には思い至れず、でも頭の中で警鐘が鳴るのでフ
リーメールに保存したのも準備して行き、事なきを得た。
これで平穏な年末である。
新iMac上で、ワード書類の整理に取りかかった。
旧iMacで作成していた書類は新iMac上で〈互換モード〉と表示される。
これらは、次にMacを買い換えた際、文字化けして読めなくなる可能性が
あるので、一つ一つ、新しいワード書類にコピペしてゆく。
三連休明けの朝、再度、その出来を確認してみたら、「アクセス権があ
りません」の警告が出て、開かない。
ゴミ箱に捨てた〈互換モード〉の書類を戻し、pdfファイルで保存すれ
ばデータは救える、などと考えるが、なぜにこんな現象。
マイクロソフトは、問い合わせの電話番号を調べるのも一苦労。
ようやく見つけて電話。
待たされること三十分。現象を説明し、私の番号をもらい、
「担当者に繋ぎます」
と言われ、それから、さらに待たされること一時間。
待つ間に、不安になり、無関係のワード書類を開けてみた。
同じ警告が出て開かない。
不安で気が狂いそうになり、インターネットでアクセス権の警告が出
た場合を調べてみた。
安堵させてくれないもろもろ雑多なアドバイスが多数の中、再起動を
提案され、やってみたら一部だけ復旧した、というやりとりに出くわし、
私も再起動してみた。
ん。元通りになった・・・。
しかし、すべてのワードが復旧したのか判断が付かず、電話が繋がる
のを待つ。
ようやく担当者が出てくれたが、私の番号が見つからないそうで、ど
うせ、それで省ける内容確認はほとんどないに等しいので、再度必要事
項を伝えたら、私は購入後三ヶ月以上経っているので、一件につき三千
円、Windowsと抱き合わせなら一年間一万五千円ほどでサポートが受け
られる、と説明される。
私はMacですぜ。
幸い、電話が繋がる前に問題が解決したので有償サービスの対象外と
なったが、お金を払ったとて電話が繋がるまでのストレスは改善されな
いんでしょ。
マイクロソフトの体質に嫌気がさした。
以前のMacは固有の文書作成アプリ、表作成アプリがofficeに大きく
遅れていたが、Pages、Numbersになってから良くなったと聞いたし。
今、決別の時か。
