2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

心の自由。その責任

昔、入院した時、会社の上司が見舞いに来てくれるというのでシェー クスピアの本を頼んだら、ただ安静にするのが目的でも、入院させられ るだけあり、暇はあっても字を追うだけの気力が出なかった。 そこへいくと、風邪は鼻水たらしていようが咳き込もうが軽…

トラックボールとか

母がパソコン教室なるものを見つけたと言い、結構なレッスン料を取 られるけれど習いにいこうかなあと言う。 え。パソコンも持っていないのに習いたいって。だが、芽生えた学習 意欲をそぐことはない。「だったら、私が教えてあげる」 すると「携帯の使い方…

誰のためにもならなかった

人はどうして風邪を引くのだろう。 忘れもしない先週の火曜日----って、忘れるには近すぎる過去ではあ るが、まだ誰も本格的なコートなんか着ていない中、ダウンコートを着 て、その下には、これまた人に先んじ、薄手ではあるが100%ウール のセーターと…

みんな、飲んでるかい?!

ボージョレー・ヌーボー解禁の日が来た。遠い異国の風習が、なぜか日 本に飛び火してお祭り騒ぎ。私も便乗してみようと思い立ったのはおとと しであったか。 折しも解禁日の直前、テレビのニュースで特集をしていた。そういう話 題がニュースにのぼるとはな…

アガサとタリウム

久しぶりにアガサ・クリスティーの本を読んだ。本当は、他にも図書 館から借りている本があり、返却日を考えれば、そちらから片付けるべ きなのだが、ちらっと最初の数ページを読むと、そのまま最後まで読ん でしまった。 彼女の作品にも出来の優劣はあるだ…

減点主義は不幸

グレーのモヘアのベストが白いシャツに良く映え、素敵だったので、 そう言ったら、「ユニクロなんだけど」と言われた。去年、やはりモヘ アタッチのオレンジの服を褒めたら、その相手も「だけど、ユニクロ」 と答えたっけ。 これが小物だったら、「でも、こ…

言霊(ことだま)はある

Could you pass me the red one? もし、これが英訳の答えであったなら、red oneのもとの日本語は「赤 いやつ」だったはず。 ところが、この言葉が私の口から出てくるたび、行きつけの医者から 「汚いからやめなさい」と注意を受ける。 そう言えば、以前は「…

新しい時間割

これまで私が早起きだった最大の原因はインターネット接続がダイヤ ル回線だったことにある。 パリに住んでいた時は、管理人が9時頃から廊下にガーガー掃除機を かける音を、もしかして私に対するわざとらしい嫌味?と勘繰りつつ、 それを目覚まし代わりに…

プラスマイナス0

パリで、中で断線した変換アダプターを捨て値で売りつけた記憶が正 しかったかどうか、当時の帰国売り一覧で確かめてみたら、日本円にし て約1,000円で売っていた。安いと言っていいのかなあ……。 売りさばいた中で一番安かったのは茶漉しの40円。 次が2個80…

パリ懺悔(ざんげ)

馴染みの店で支払いをしていると、隣の店員がショーウィンドーの上 でアダプターを見せつつ、外人客に「normal」と言っている。しかし、 自分自身の英語をまどろっこしく感じているようなのと、客が「in France」と答えるのが聞こえたので、商品を受け取って…

フランスがいい!

パリにいた時、役所の事務手続きは最低3回通わないとうまくいかない と聞いていて、実際、そのとおりだった。 TGV(新幹線)のペアチケットで旅行をし、帰りの列車を予約より早 めようと窓口に並んだら、「それはできないのが条件」と突っぱねられた が…