2010-01-01から1年間の記事一覧

トイレ掃除

今年は、個人的には、やたら「トイレ掃除」という言葉と出くわす一 年だった。 一冊読んで気に入ったら、その著者の本を軒並み読むからなのだが。 小林正観は言う。 トイレ掃除をしたら、鬱病が治った人達がいる。臨時収入が入った人 達がいる。トイレ掃除は…

ダイエットの敵

何事も、ある地点を越えると、「もうこの流れで仕方ないんじゃない か」と心が萎えてしまうポイントがあるのではないか。 私の場合は、体重だ。 ここ数年の高値安定も気にくわないが、春から夏にかけて高値を突破。 「ああ、どうしよう」と青ざめるも、さし…

尿潜血の体質

私の長引く咳を「アレルギーが原因」だと特定してもらえたのはあり がたかったが、聴診器を当てず、喉の中を診ることもなく、そう診断さ れたことは戸惑いではあった。 聴診器診断は、内科医の基本中の基本じゃないの。 まあ、気に入らないなら、次回は別の…

咳の正体は、アレルギー

なんで、こんなに風邪ばっかり引くんだろ。 ずっと、そう思っていた。 でも、インフルエンザの注射を受けたことがない。 矛盾だ。 でも、実はこの行動の中に正解が潜んでいたなんて。 私は、いつも咳に悩まされる。 この七月の時がそうだった。 処方された風…

思い出の数

そのフランス人は友達のおかあさんで、友達の帰国後、友達とは音信 不通になったが、おかあさんとは今も、メールと、添付書類で送る長い 手紙で繋がり合っている。 会ったこともないのだから、縁とは不思議なものだ。 七月初めにもらった手紙に、返事を書き…

時の速度

ハイキング用の靴を買い、履き慣らそうとしたら、靴擦れし、「ガー ゼ付き絆創膏」を貼るも、一足ごとに痛みが「ズン」「ズン」と神経を 伝わってきて、颯爽と歩くどころか、へっぴり腰。 靴を手に取り、ながむれば、かかと上部の靴本体は、その上を硬い物 …

靴擦れ

家の近くの桜の木が真っ赤に染まっている。 この木一本でもみじ狩りは十分、という気がしないでもないが、来週、 奈良に行く。 鹿は当たり前の光景として素通りし、自然の中を一日しっかり歩くの が、私のお気に入りの奈良の遊び方。 同じ趣味の友達がいてく…

長生きも、つらい

ずっと忙しかった。 図書館の本は、一ページもめくることなく貸出期限を迎え、懲りずに 再予約するのが当たり前だと錯覚しそうになるし、寝る時刻が来ると、 「ああ、もうそんな時間・・・」 寝る直前まで頭をフル回転させている感覚にふと不安を覚えたのは…

買わない勇気

使っていたiMacが有線ではインターネット接続ができなくなり、新し いのを購入したが、そこから部屋の大掃除にまで発展するとは思わなか った。 パソコン置き場はもうあったから。 昔、パイン材の机を買った。 幅は120cmと広めだが、奥行きは狭い。 店…

整理ベタ

今日は天気が悪くて、書類の整理ができなかった。 作業を保留にできてホッとしたのが本音だけど。 あ。 「書類の整理」には意味が二つあるなあ。 一つは、パソコン内の書類のこと。 実際、十月四日に新しいiMacが来てすぐ、私はこの問題に直面した。 FireWir…

町の靴修理屋さん

買ったばかりのブーティを履く二日目となるその日、右足のヒールが あるべき地面より下にのめり込む感覚に襲われた。ヒールがグググッと こすれる感触も。 足を途中で引き上げるが、ヒールの内側が三ミリほどえぐられてしま った。 声も出ない。 が、まずは…

LANポート、壊れる

あかんもんは、あかん。 そう呟いて、潔く諦めるのがわりと好き。 特にパソコンは。 四年三ヶ月前、ibookを修理に出した時がまさしくそうで、修理の手配 をするとすぐ、電話でiMacを注文し、翌日には入手した。 そのiMacが、九月二十七日の早朝、インターネ…

可愛い

デパートの靴売り場で、試し履きした靴を鏡の中で前後左右から眺め つつ、出てくる言葉は、 「可愛い」 「うーん、可愛い・・・」。 担当してくれる男性店員も、 「可愛いですよね」 あはっ。それしか言葉を知らないお馬鹿同士みたいね。 茶化したくなるのは…

稀少な婚活

私の人生に結婚は必要、と気づいて婚活を開始する。 けど、女の人は三十五を過ぎると、辛い現実にぶち当たって自信喪失 させられることも覚悟しておくべきなんだなあ、と何人かの友の体験か ら学ばせてもらった。 自分より二、三歳上まで。 そんな謙虚な目標…

フツーの婚活

先月、友達が結婚した。 そして今日は誕生日。四捨五入すれば立派に四十となる三十台後半で ある。 「おめでとう」とメールを送ったら、今日はダンナが休日出勤なので実 家で晩ご飯を食べて帰るという返信。 「正直言うと、実家に帰るとホッとする」 まあ、…

美味しい店

個人的に英語を教えている小学生が、夏休みに『カラフル』を見た、 面白かった、と言う。 「先生は観た?」 「ううん。でも、本は読んだよ」 映像と文章があるなら、私は文章を選ぶ。 原作が映画化された場合は、問答無用で「まずはオリジナルでしょう」 だ…

足の裏

私は、足裏を刺激するイボイボ突起付きのスリッパが好き。 が、長く履いていると疲れる。 これも結局はぺたっと平らなスリッパであり、この形状では、腹筋が ない私は立ち疲れすることになるのではないか。 今度は、イボイボ突起の快感には目をつぶり、かか…

素麺(そうめん)

夏は「素麺」が王者のごとくもてはやされる。 おなかの足しにもならないのにサ。 いや、ならば、おなかの足しになったと思えるまで食べればいいだけ のこと。 けれども、敢えてそんな理屈を無視して感情で突っ走り、素麺を「こ の世に不要な存在」とまで言い…

友達の条件

友達って何。 友達だと共通認識し合う条件とは。 そんな青臭いことを考えたくなった。 中学生の娘の家庭内暴力は、娘ではなく母親であるアンタに原因があ ると私が指摘したら、逆上して泣いて電話を切った友達の一件であるが、 実は、その話題になる前まで彼…

思い込み

去年、旅先のホテルで手にした地方新聞に、女性読者からの相談が載 っていた。 心の病にかかって仕事を辞め、今は病気は治ったが、そのあいだに婚 期を逸し、こんな私のせいで母が肩身の狭い思いをしていると思うと情 けない、というような内容だった。 うー…

説得のコツ

母が私の意向を無視して勉強用の椅子を買ってきたのは、私が中学に 上がる前だったが、中学一年の冬には、勝手にウールのコートを買って きた。 幅の広い丸襟に、ズドンとしたシルエット。 うわっ。ダサッ。 私は暗澹とした気分で、妻が買ってくるネクタイの…

子供の気持ち

親友と言えども、所詮は他人。 何かを相談されても、思ったことを思ったまま口にしない。わかって もらえそうな表現を選ぶ。 一応そうしているつもりだったので、友に泣いて電話を切られたのは 意外だった。 ココまでなら、と見極めたつもりの一線は、思った…

友を失う

「こういう人にカクカクシカジカと言われたのがとてもショックで、ず っと落ち込んでいた」 という話で彼女の電話は始まった。 気持ちがナイーブになっているのね。じゃあ、辛口のコメントは控え るわね。 そのつもりだったのだが。 彼女の一人娘の話になっ…

小学校の英語

個人的に英語を教えている小学五年生が、 「学校の英語の授業がおもしろくなかった」 と言う。 公立の小学校で、英語の時間は外国人の先生が来る。 なのに、なぜ? みんなで発音する時、隣の男の子が得意げに叫ぶ「ワン、ツー、スリ ーっ」がバリバリの日本…

PK戦のアナウンス

きのうも、寝たのは深夜の一時。 2010 FIFAワールドカップを見ていた。 トップクラスの試合は興奮させられる。 ただ、選手が余裕をなくすと、故意に暴力的な反則行為に出たりして、 スポーツからかけ離れる時がある。 その点、日本は、追い込まれても焦って…

パーティドレス

保育園に英語を教えに行く日、私は黒いベロアのワンピースを着てい った。 ノースリーブで、背中は肩胛骨あたりを左右に水平に切るライン。 ものすごく背中が開いているわけではないが、背中は首の根元あたり まで布で覆うのが普通のワンピースと比べると、…

「えぐい」と「グロい」

個人的に英語を教えている三人姉妹の小五の末っ子に「えぐい」と 「グロい」の違いを質問された。 微妙なニュアンスの差は感じるが、自信はない。それを「ま、いいか」 でやり過ごそうとしなかったところが素晴らしい。 「来週までに考えとこ」 彼女と私の宿…

金魚が死んで

二年前の夏、金魚すくいでもらった六匹のうち、四匹はすぐ死んだが、 二匹は生き延びた。 雄と雌だったようで、ほどなく産卵もスタート。稚魚専用の餌が手に 入らなくて、卵はさっさと洗い流すことになったけど。 体長が八センチほどになると、雄は流線型、…

新しい眼鏡

私は近視。 今、眼鏡を二つ持っている。 古いのは七年間も使っていた。 道理でレンズは拭いても汚れが取れないし、拭きすぎた傷で視野が曇 り、気分まで曇るようになっていたわけだ。 そんな私は、去年の年末、デパートの眼鏡売り場を通りかかった際、 随分…

radiko

私にとって、ラジオがこの世に存在しない物になったのは、引っ越し てきた十年前に遡る。 フランス人が話すフランス語を聞きたくてNHKラジオのフランス語 講座を思いつくが、私の部屋ではラジオが聴けない。 リビングでは聴ける。 建物と建物の位置関係か…