2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

惚れさせて、男達

性的犯罪を犯した男達が、「好みのタイプだった」 とその女性を狙った理由を話すのをよく聞くので、好みはすごい力を持つと学ばされる。まあ、中身より先に外見に惹かれるのは人の常。 でも私は、外見しか見ていない時でも、立ち居振る舞いの好ましさもはず…

英語ができない理由

私は日本語を愛している。その前提に立って英語の話をする。「I am as tall as Tom.」は、「私はトムと同じぐらい背が高い」と訳す。 この英語を否定文にすると、「I am not as tall as Tom.」 notを入れるだけ。 ところが日本語は「私はトムほど背が高くな…

日本語の衰退

言葉は生き物。時代と共に変化する。 特にその言葉が生まれた時代背景が実感できないようになると、人は理屈で理解しようとして意味がおかしいと判断、善意で言葉を歪めたりする。「取りつく島もない」を「暇もない」とするのも、その一例だ。 しかし、日本…

日本語の未来

夏のパリで、バーゲン期間中、ショーウィンドーのバッグに気が惹かれて入ったら、イタリアのブランドの店だった。小さい店内にイタリア人店員が一人。 彼女と会話して購入するものを決め、あとは雑談。 彼女は夫の仕事でパリに引っ越してきたが、一日中家に…

絵と文字

赤色の円の中、左上から右下に走る赤い一本線。 それが禁止を表わすらしいと、先日、地下鉄のトイレで気づいた。 便器に座る向きを、これは間違い、と絵で示していたのだったと思う。 たぶん、そういう意味なのだろうと思うも、戸惑う私。 そのマークは外周…