2015-01-01から1年間の記事一覧

入院患者のケータイ事情

今月七日に左足の薬指をぶつけ、骨折には至らなくても軽くヒビぐら いは入ったかもしれないが、人は歩かねばならず、最小限歩くだけでも 左足のあちこちに痛みが波及し、おかげで知った、こんなちっぽけなる 指の偉大な存在価値。 普通に歩くとは、足の五本…

医療動画

先週金曜日に内科的治療を受けた母は、麻酔が切れたら、もうケロッ と普通。 水曜日に退院した。 けど私は、母が急性の炎症を抑えるために処置入院して一旦退院した あとの五月七日に、再入院に関して病院から電話を受け、台所に確かめ に行こうと携帯電話を…

母が入院

今頃、私は長野のはずだった。が、家にいる。 母が入院したのだ。 母が不調を感じたのは四月二十六日。翌日、母が言う症状から、この 専門医、と予想して連れて行ったら、五日後、五月一日には大病院に入 院と相成った。 まず、専門医から、念のためにと血液…

棕櫚箒(シュロぼうき)

連休は、不要な物をバンバン捨てて、本棚のうしろの壁も掃除するは ずが、掃除機と扇風機、ついでに皿やザルやぞうきんなど、生活するの に必要そうな物を、独り暮らしを始めるけどお金がないという姪っ子に 渡すという、私の部屋の大掃除とは関係ない小さな…

掃除機を手放す

自分のやり方は正統ではないから勝手な自己流、と縮こまっていたら、 それでいいじゃん、とその道の人があっけあらかんと言ってくれて、自 分の頭の硬さを思い知らされることがある。 料理番組で料理人が、 「今のいわしは鮮度がいいまま売り場に並ぶので、…

言葉に断捨離なし

いつ買ったかも思い出せない手荒れクリーム二種類を、中身はまだ残 っているけど、捨てた。乳液で代用すればいいと考えて。 だが、手荒れが気になるのはパソコンに向かった時で、でも、乳液を 取りに立つぐらいだったら手荒れを放置するという行動になるので…

物は、持ち主の美意識だから

先日、母が、健康診断で要精密検査ということになり、専門医での検 査に付き添った。 検査から結果が出るまでの約一時間半、私は最寄りの駅の商業施設で 暇つぶし。 服などをざっと見て、やっぱり暇つぶしは本よね、と本屋へ。 入口横に、その店で売れ筋の本…

生きる意味

『嫌われる勇気』はアルフレッド・アドラーの心理学をわかりやすく解 説した本で、現在、うちの市の図書館は、予約者が二百人以上。読みた い人が途切れないんだな。嬉しいなあ。 この本に目新しいことはそうなかった。そこがすごいと思った。 なぜって、人…

感動は心の栄養

眠い。 去年の今頃も、 「眠い」 と自分で言って、 「春眠暁を覚えず、ですかねえ」 と自分で納得した記憶があるので、私は春になると眠くなるのかなあ。 友達の七歳の息子が、私の膝の上に座る。本を読んでやっていたら、 こっくりこっくり。笑ってしまった…

ナイフを渡した職人

二十四日、フランス南東部のアルプス山脈にドイツの旅客機が墜落し た。 機体も人も岩肌に散乱した状況から異常事態が発生したことは明らか だったが、事故直後から、テレビニュースで、墜落までの異常な急降下 の原因として考え得る機械の故障について元機…

追い詰められない

個人のブログの中の『僕が菜食をやめた理由1〜12』へのアクセス数 が多いと知って、遅まきながら読んだ。 著者は完全菜食主義者となった五年目ぐらいから体調不良になるが、 菜食は健康だと信じているから、その危険性を説く歯科医には真っ向か ら反論。 し…

心はこっそり学ぶ

心が苦しい時、なぜ、なるべくなら生身の人に頼るのではなく、まず はその手の本か、人の心の動きを描写した創作を読んだり見たりした方 がいいのか。 からだの病気であれば、医師から病名を告げられ、そんなはずはない、 と否定の気持ちが起こっても、すぐ…

心理学を、道徳では扱えない

腹を立てる。怒る。怒りを爆発させる。怒鳴る・・・。 たやすくそうなる人は、そうさせる相手が悪いと言い張るだろうが、 自分が相手より優遇されないという心の痛みが怒りの動力源になってい たりする。人生において自分はまだちゃんともらっていない、とい…

なぜ怒鳴る

育児休暇中の友の家を訊ねる。 私が来るというので彼女のおかあさんもちょっと立ち寄ってくれる。 友から、生後四ヶ月の息子が絶え間なくピーピー泣く、と聞いてはい たが、ほんと、これでもか、というほど泣き倒す。 「この世はつらいことが多いからねえ。…

「愛された記憶」が見つからない時は

悲惨な事件の中でも、幼い子供が親から殺される事件は特につらい。 親以外の大人を頼る、という知恵が付く前に、子が親から殺されてしま うからだ。 もっとも、世間の大人を頼ったが家族に押し戻され、結局殺される子 供はいるし、反対に、少し大きくなって…

「ずるい!」からの脱出法

自分自身が経験しなくても、そういう時にはそう心が動くだろうなあ、 と想像させられることはある。 つらい子供時代を強いられた女性が、結婚して、自分の子供に同じ思 いを味わせたくない、とお日様のような愛情を降り注ぐ。 安心しきって笑い、甘える我が…

「ずるい」と感じる時

前回、ベンツおじさんの方が私より、友とその親に対して親切なのか も、とおじさんを持ち上げるようなことを書いて締め括ったが、彼の親 切は、でも、ごく表層、と冷めた目で見ているのが私の本心である。 おじさんの思いの大半は、親の財力に負ぶさってなん…

「自分なら」と言いたくなる時 3

子だくさんの友達の、長男と次男は小学六年生と五年生。 彼らを祖父が旅行に連れて行ってやるという話になった時、次男がサ ッカーがあるし行かないと言い、それで決着したはずが、直前になって 次男が言ったそうな。 「お兄ちゃんだけ行くのは、ずるい」 結…

「自分なら」と言いたくなる時 2

ベンツおじさんの気持ちも、わからないではない。 大の大人が、留学費用を親から出してもらうのはまあ良しとして、在 学中に結婚し、ダンナの大学卒業が一年、二年と延期になっても双方の 親からの仕送りが続いている現状って・・・。 このあとに続く意見は…

「自分なら」と言いたくなる時 1

成功者の自伝や伝記は役に立たない、と知り合いが言った。 おお。 言われてみれば、時代、性別、出自が違っても、彼らは皆、よく似た 頭脳構造である。へこたれない、どんな逆境からでも自分で運命を切り 拓く強さがある、目端が利く、などなど。 もし自分も…

覚悟

何か嫌な事が起こった時は、自分がどういう時にどう考える人間かを 知るチャンスになるし、そういうことを積み重ねた結果、自分の発言や 行動に覚悟を持てる域に達したとしよう。 自分自身にとってのすがすがしさ、である。 だが、私達は日々他者と接する。 …

自分を大事にする

引き寄せの法則を学べば願望が実現すると信じ、いろいろ本を読みあ さった結果、仮にこの法則が存在するとしても、自分が自分を大好きに なることがスタートラインだと気がついた。 未来を引き寄せる自分の心の奥底の思いを調整せずして、薔薇色の未 来を熱…