2020-01-01から1年間の記事一覧

動画に時間を奪われる

寝るのが遅くて、朝寝坊。 当然の理であるが、今日は八時半、きのうは九時半に起きた。 遅い。 そして、この二日間とも、起きる前まで夢を見ていた。 テレビなどで顔を知っているだけの人達が登場していたことは覚えている。 あと、夢を見ている最中、頭の前…

もう「気の緩み」ですと

中学時代、男女二人がペアで日直に当たることになっていた。 三年生の時のこと。 一日の終わりに、その日の日直の仕事を完遂したかどうか、クラス全員に裁かれるのだが、名字の近さからほとんどその子と組むことになっていた私は、毎回、力が抜けた。 駄目だ…

ちっちゃいマスク

新型コロナウイルス対策にマスクマスクと言われ出した頃、私は一枚も持っていなかった。 が、四月の初めに一枚入手。 アレルギーで通院している病院に行った時のことだ。 その日の朝一番の予約を取っていた私は、担当医から、「どうですか、変わりないですか…

目眩の引き金

アルコールが体質に合わないのに赤ワインを買った私は、今週は、安売りのシードルを見つけて、買った。 一本飲んで、美味しかったので、また買って、計二本。 クレープはそもそもは蕎麦粉の生地に卵、ハム、チーズなどの具材をのせて焼く料理で、一緒に飲ん…

コロナ・ストレス

一日を長いと感じるか短いと感じるか。 子供は、おやつ一つ取っても、「うわぁ!」 喜びを爆発させる。 そういう事が数あるから、一日を長く感じるのだとか。 確かに、やたらめったら感動するようなことはなくなった大人の私の一日は、あっという間に過ぎる…

有吉セクハラ・ジャポン

四月も半ばだが、寒かったり雨が降ったり。それに新型コロナウイルスもある。 本屋に行く必要があり、歩き始めたら、身体が重い。 朝晩計っているので、体重の増加は知っていたが、心底思った。「やばっ」 が、目の痒さはどうしたらいい。 私は放っておいた…

自粛は要請できない

先日、久しぶりに近くの百貨店に立ち寄った。 久しぶりだったのは、新型コロナウイルス感染を怖れて、外出を控えていたからだ。 馴染みの店員が忙しそうに商品と格闘中。新作が大量に入ってきたようだ。 明日から百貨店が閉店するので、その作業に追われてい…

コロナ疲れ

トイレットペーパーの買い占め騒動が一段落した頃、「コロナ疲れ」という言葉を聞き、「はあ」 と思った。 私はフランスのニュースでヨーロッパの事態の深刻さを見ているせいか、今から疲れていて大丈夫なのか、と思ったのだ。 春分の日の少し前、友が、東京…

コロナ。お気楽テレビ

フランスの友人知人達からのメールは、コロナウイルスの話。 来月出産する友は、夫が立ち会えなくなると嘆いていた。 別の友は、癌で入院中の親を見舞いに行けない辛さに直面していたが、親がホスピスに移されて、次なる苦悶は、ほどなく来るであろう葬儀の…

言葉に時制がある限り

私は日本に生まれて日本語で育ってよかった。 外国人として生まれていたら、日本語に憧れても、早々に挫折した気がするのだ。 だが、悲しいかな、美術館などで昔の巻物や書物を見ても、読めない。 昔の人が書いた文字が読めない。同じ日本人なのに。 ところ…

「今ここ」ってどこ

「今ここ」と言われたら、初めて聞いてもピンとくるだろう。「今ここを生きよ」と言われたら、もう確信が持てる。 良いことを聞いたなあ、そうしよう、と思ったりするかも。 アドラー心理学をわかりやすく解説して売れに売れた『嫌われる勇気』も「今ここ」…

「今」は存在しない

人は、なぜ、と思うようにできていて、思うと探求したくなる。 ただ、すべてにおいてそうしていたら、生活が成り立たない。 今日は大空にかかる雄大な雲、かと思えば、ぽこぽことあちこちに浮かぶ雲。毎日見惚れても、そこから気象の世界に足を踏み入れると…

惚れさせて、男達

性的犯罪を犯した男達が、「好みのタイプだった」 とその女性を狙った理由を話すのをよく聞くので、好みはすごい力を持つと学ばされる。まあ、中身より先に外見に惹かれるのは人の常。 でも私は、外見しか見ていない時でも、立ち居振る舞いの好ましさもはず…

英語ができない理由

私は日本語を愛している。その前提に立って英語の話をする。「I am as tall as Tom.」は、「私はトムと同じぐらい背が高い」と訳す。 この英語を否定文にすると、「I am not as tall as Tom.」 notを入れるだけ。 ところが日本語は「私はトムほど背が高くな…

日本語の衰退

言葉は生き物。時代と共に変化する。 特にその言葉が生まれた時代背景が実感できないようになると、人は理屈で理解しようとして意味がおかしいと判断、善意で言葉を歪めたりする。「取りつく島もない」を「暇もない」とするのも、その一例だ。 しかし、日本…

日本語の未来

夏のパリで、バーゲン期間中、ショーウィンドーのバッグに気が惹かれて入ったら、イタリアのブランドの店だった。小さい店内にイタリア人店員が一人。 彼女と会話して購入するものを決め、あとは雑談。 彼女は夫の仕事でパリに引っ越してきたが、一日中家に…

絵と文字

赤色の円の中、左上から右下に走る赤い一本線。 それが禁止を表わすらしいと、先日、地下鉄のトイレで気づいた。 便器に座る向きを、これは間違い、と絵で示していたのだったと思う。 たぶん、そういう意味なのだろうと思うも、戸惑う私。 そのマークは外周…

記憶を選べない

今日、大阪の地下鉄で座っていたら、世界に脅威を撒き散らしている新型ウイルスの発祥国から来たとおぼしき夫婦とマスクをして咳をしている子供が乗ってきた。その女の子は私から一つ置いた席に座る。妻は私の横に。 私は、どうせ次の駅で降りるので立ち上が…

「未来の自分」と考えれば

フランスからメールが来た。 何年か前に文通が途絶えた友だ。 メルアドを整理していて私のが出てきて、メールしてみたそうな。 実は私も少し前に彼女を探したがメルアドが見つからなかったので、驚いたし、素直に嬉しかった。 人との繋がり。 では、人と繋が…

占いで一番無意味なこと

私は占いが趣味。 始まりは、なぜ、という疑問だった。 金を払って占ってもらうと、当たっていると思う時とそうでない時がある。 でも、それでこの占い師は当たる当たらないと言うのではなく、なぜ私はそう言われたのか。そもそも、その根拠がわからないのに…

ごりがん

その男子高校生はどうかと聞かれ、私は答えた。「ごりがんですね」 素直で反抗的なところはない。だが、言われたことを、時間がなかったという理由でしてこなかった、という実力行使に出る。 ところが、「えー、それ何。聞いたことない」 私の言葉に反応され…